
2022.03.19 更新
塗料4つの分類|長野市、上田市 外壁塗装・屋根塗装専門店トラスト
長野県長野市、上田市のみなさん、こんにちは! 地域密着の外壁塗装・屋根塗装専門店トラストです! 今回のブログを執筆させていただく中島です! . . 本日は、弊社で取り扱っている塗料はどのようなものなのか、 ちょっぴり詳しくお話ししようと思います。 . まず、塗料には4つの分類があります。 ①樹脂 ②水性・油性 ③1液・2液 ④機能・仕上げ です。 それぞれの特性ごとにメリットデメリットがあります。 お塗替えをお考えの際に塗料の選定は必須です。 少しでもスタッフのお話が分かり易くなるように書いていければなと思います。 . . ①樹脂 まずは、樹脂による分類です。現在使われている塗料では、5種類あると言われています。 合成、アクリル、ウレタン、シリコン、フッ素、(無機)というように 含有樹脂量によって塗料のグレードが変わります。 左から右に行くにつれて対候性が良いと言われています。 . 現在市場で最も取り扱われているのがシリコン樹脂塗料です。 シリコン樹脂塗料と言っても、含有樹脂がシリコンのみというわけではなく、 合成樹脂やウレタン樹脂が微量に含まれていたりもします。 「塗料の中に最も多く含まれている樹脂がシリコン」というのがシリコン樹脂塗料と呼ばれます。 . (無機)として書かせていただいたものは、ガラスや石など、炭素を含まない ”無機物”が含まれている塗料です。紫外線による劣化がないので、含有無機物は 半永久的に耐久し続けることになります。 それでは無機100%の塗料を作れば今後のメンテナンスは必要ないのでは? と考えることができますが、無機物のみの塗料ですと弾性がなく、 塗料として塗ることができないのです。 なので、シリコンやフッ素などの樹脂と混ぜ合わせることで、 通常のシリコン・フッ素樹脂塗料よりも長持ちが見込めるようになるということです。 . もちろんグレードによってお値段は変わります。 耐候年数・予算を基にどの程度の耐候性を求めるかによってお選びください。 . . ②水性・油性 主剤を清水で希釈するものを水性、 主剤を塗料用シンナーで希釈するものを油性と区別します。 さらに油性は弱溶剤と強溶剤に分けられます。 ちなみに、塗料を希釈する理由は、 塗り易くなる、仕上がりが綺麗になる、浸透力が上がる、などがあります。 . 水性塗料のメリットは 透湿性に優れているため、内部湿気や凍害による塗膜の膨れが出にくい 清水希釈なので作業中のにおいが少ない(環境にいい) などがあります。 隣接する住宅が多い場合や、ご家族にお子様やご年配の方がいる場合には 水性塗料をお勧めさせていただきます。 . 油性塗料は強溶剤と弱溶剤に分けることができますが、 一般的な住宅塗装は弱溶剤で行います。強溶剤は、公共施設や橋など、 メンテナンスしにくいものの塗装に用いられます。 塗料用シンナーではなく専用シンナーで希釈するため、弱溶剤よりも 性質・においが強烈です。 . 油性塗料のメリットは、 密着性が良く、どんなところにも塗れる 気温が低くても乾燥時間が一定 雨水に強い などがあります。 こうしてみると、油性塗料の方が扱いやすいように思います。 対候性も油性の方が高いのではないかとも思ってしまいます。 しかしやはり水性塗料に比べるとにおいが強いです。 近年環境問題が懸念されていることもありますし、 職人の体への負担を考えると一概に油性の方が優れているとは言い切れません。 . . ③1液型・2液型 塗料は主剤と希釈するものとを混ぜて初めて塗れるようになります。 1液型は主剤+希釈するもの(水orシンナー)、2液型は主剤+希釈するもの(水orシンナー)+硬化剤で 硬化剤が入っている量で分けることができます。 ではこの 硬化剤 とはいったい何なのでしょう。 . 硬化剤とは、塗料を固まらせることができる添加剤です。 1液型にはもともと少量の硬化剤が含まれています。 2液型は、塗装前に一定量の硬化剤を加えます。(1液型より多く) 硬化剤の量でいったいどのような違いがあるのでしょうか。 . 2液 爆発的な化学反応のため強力かつ硬化が早い 密着力が高く、対候性が高い 密着力の高さゆえに塗れる箇所が多い 撹拌に斑ができる 塗料と硬化剤を混ぜたらすぐに化学反応が進むため可使時間が限られている 混ぜる作業と撹拌の作業に時間がかかり施工効率が下がる 価格が高い 1液 2液と違い硬化がゆっくり進むので、塗料を余らしても次の日にまた同じものが使える その代わり、密着力・対候性が2液型よりも劣り、塗れる箇所が限られている 硬化剤を測る手間や撹拌の手間がない 価格が安い 微量な硬化剤が徐々に硬化を進めるため、一定期間保管していると塗れなくなる . と、このような違いがあります。それぞれに良し悪しがありますが、 美しく長く持たせるためにはやはり2液型をお勧めいたします。 撹拌斑や施工効率の点を考えても、プロなら問題ないと言えるでしょう。 . . ④機能・仕上げ 外壁材によってお勧めの塗装方法があります。 近年よく見られる窯業サイディングはもともと タイル調やレンガ調など模様がついていたり凸凹していたりします。 なので、ローラー、刷毛を使って塗りつぶしをし、外壁材のデザイン性と色で 個性を出す場合が殆どです。 また、比較的劣化が少なく、現在の外壁材の意匠性を残したい場合には、 透明な塗料で仕上げるクリア塗装も可能です。 モルタルやALCなどの外壁材は、サイディングボードと比較すると模様が少なく 意匠性が少ないと言われています。 お家お雰囲気をガラッと変えるためにもリシン吹付やマスチック加工など お客様の意向に合わせて仕上げ方法を変えることが可能です。 . 屋根塗装においては、近年省エネ化への注目が高まっていることより、 遮熱塗料をお選びいただく機会が増えています。 鉄板屋根の場合、夏場は表面温度で-20℃、室内温度は最大で-5℃変わると言われています。 熱の変化による鉄板の収縮を抑え、屋根を長持ちさせるためにも遮熱塗料は有効です。 . . 以上長くなりましたが4つの分類について少し細かくお話してみました。 偏に塗料と言ってもこんなに分類があり、それに伴い塗料の種類も増えてきます。 弊社で使用している塗料は、 ①アクリル・シリコン・フッ素・無機塗料 ②水性・油性(強溶剤下塗り含む) ③1液2液 ④遮熱・木部浸透・クリア などがあります。 外壁材、劣化状態、お客様の意向を全て考慮し塗料を選定しております。 それぞれにメリットデメリットがありますので、 この塗料はどの分類なの?どうしてこの塗料がいいの? 気になる点はどんどんお聞きください。 お客様に安心・納得していただけるように努めてまいります。 . . これで終わります。 . . . トラストは外壁塗装・屋根塗装・雨漏り専門店です。 長野県長野市、上田市地域密着で多くの信頼と実績を積み重ねてきた塗装のプロフェッショナル集団です。 地域密着だからこそ実現できる適正価格で高品質な塗装をご提供いたします。これまで積み重ねてきた信頼と実績に恥じぬよう、誠心誠意対応させていただきます。 ★トラストは長野市、上田市で気軽に相談ができる《外壁・屋根塗装ショールーム》を展開しております★ 外壁塗装・屋根塗装・雨樋・雨漏り・サイディングなどでお困りの方はお気軽にどうぞ! 優良店・口コミ評判店目指して頑張ります(^^) 【外壁・屋根塗装専門店トラスト】についてはコチラ! 【よくある塗装に関するご質問】はこちらにまとめさせていただきました。 【よくあるご質問】はコチラ!!
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