その屋根、外壁、本当に塗装が必要ですか?|長野市 外壁塗装・屋根塗装専門店トラスト
こんにちは 長野市壁塗装・屋根塗装専門店 株式会社トラストの船田です!
塗装業者の私としては挑戦的なタイトルにしてみました。
最近、現地調査に行った際に何件かあったのでその事例をご紹介しようと思います。
私の以前からのお客様から築10年で訪問販売のリフォーム業者さんから模様をきれいに残すには早めにクリヤ塗装をした方がいいと言われたので見に来てほしいと言われました。
実際に伺うと築10年ですので目立った外壁の劣化はそこまで見受けられません。
確かに訪問されてきた営業の方が言うことは間違いではありません。
このブログの中でも何度も出てきているように、最近の多色刷りパネル(壁面の塗装に複数色が使用されていて、意匠が高いパネル)は劣化が進みすぎると細かなクラックや、塗膜の剥離部をクリヤでは隠し切れないため塗替えでは単色を余儀なくされることが多いです。
そのため劣化の程度が小さなうちにクリヤ塗装をお勧めしています。メーカーではサイディングの種類によっては8年~10年での施工を推奨しています。
ただし、全てのサイディングで8年~10年で塗装した方がいいわけではありません。トラストで見積もりを出すと塗料の種類によって耐候年数が変わるのと同様に新築時に施工された外壁の種類によってメンテナンスサイクルが異なります。
サイディングメーカーHP内でもその旨が記載されているページがあります。下記はニチハのHP内にある外壁のメンテナンススケジュールです。
<出典 ニチハHP内メンテナンススケジュール >
上記のように使用されている商品によって塗装時期が10年~35年と非常に幅があります。ロングライフの商品に早い時期で塗装を行ってしまうと、耐候性が下がってしまうだけでなく、密着が悪く剥離したり、変色したりする不具合が出る可能性があります。
提案する業者が外壁材をみて、ロングライフの商品かどうかを判断できることが理想ですが、商品のモデルが多く、モデルチェンジが早いためすべての商品を網羅することは不可能に近いです。
メンテナンスを検討される際には事前に自分の家の外壁、屋根材がどこのメーカーの何という商品かを確認されておくと、不要なメンテナンスを防ぐことができます。
もちろん、ロングライフの商品でも目地コーキングや局所的な劣化が起こっている場合などは早めのメンテナンスが必要になりますので上記のように定期的に点検を行い、早期発見を行うことが重要になります。
高所の点検などは危険を伴いますので専門業者への依頼をお勧めいたします。
点検だけでもお気軽にお声がけください。
塗装工事をお考えの方は、外壁塗装・屋根塗装専門店のトラストまで