屋根塗装作業について|長野市 外壁塗装・屋根塗装専門店トラスト
2016.07.24 (Sun) 更新
こんにちは、営業部の和田です。 毎日暑い日が続いていますね。当社の所在地である長野では梅雨明けしていないにも関わらず全く 梅雨らしくない天気が続いております。我々のような塗装業では雨は天敵ですので有り難い事ですが 逆に困っている方々は多くいらっしゃると思います。 さて、今回は屋根の塗装工程について少しお話ししてみたいと思います。どんな屋根でも作業工程において 共通している事、注意しなくてはいけない事があります。 まず、下地調整です。しっかりサビや剥がれかかった旧塗膜を研磨します。又、表面を目粗しする事で塗料の 密着性を高めます。 一文字屋根の場合は特に板金の重なり部分のケレン処理がしっかりしていないとせっかく塗装しても 数年でサビや剥がれが発生する事がありますのでこの部分のケレン作業はとても大切なのです。 次に、洗浄作業(高圧洗浄)です。業務用の高圧洗浄機(~150kg/㎡エンジン式)を使いケレン処理で出た ゴミ・チョーキング・汚れ等をおとします。 次に、補修です。屋根に空いた穴等をシーリング・金属パテ等で補修したり、飛び出したクギを打ち込んだり します。 次に下塗りと呼ばれる塗装作業に入っていく訳です。一般的に言われるサビ止め塗装です。 狭い箇所は刷毛で塗り、平らな箇所はローラーで塗っていきます。 次に、上塗り(1回目)をしていきます。上塗り塗料には屋根の状態・種類により選定し塗っていきます。 塗り終わった時点で塗り残しのチェック・手直しを行います。 当社でお勧めなのは耐候性や費用対効果を考えてシリコン塗料です。最近ではホームセンターでもシリコン塗料が 販売されるようになりましたが、含有量が少ないシリコン塗料も少なくありません。 次に、上塗り(2回目)をしていきます。上塗り(1回目)の材料と同じものをもう一度塗ります。 上塗り(2回目)が終わりましたら、周囲への塗料の飛散がないか、ゴミは落ちていないかの清掃作業をし終了します。補足ですが、雨が降りそうな天候、寒暖差の激しい地域や季節では特に上塗り時に注意する事があります。それは塗料のツヤがおちてしまう事があります。業界用語で、艶引けと呼ばれてます。 塗装と言っても今お話しさせて頂いたようにとても気を使いますし大変な作業だとお解り頂けたとおもいます。