トタン屋根塗装とは?|長野市 外壁塗装・屋根塗装専門店トラスト
2015.07.18 (Sat) 更新
トタン屋根とは、屋根材の素材が鋼板の屋根の事を指します。 その鋼板を様々な形状に加工し複雑な屋根の形状に合わせて葺いていきます。 瓦棒葺き、一文字葺き、縦ハゼ葺き、折板屋根などなど。 屋根自体の傾斜が緩くても継ぎ目が少ない為、 雨漏りしにくいというメリットがあります。 しかし、鉄板自体の厚みは0、4mm程度のため、 定期的に塗装などのメンテナンスをしなければ、 錆により破損してしまうことがあります。 トタン屋根のサビが目立つようになって、 そのままにしておくと、サビがサビをよび、 あっという間にサビだらけになってしまうかもしれません。 金属は、一度サビはじめる一気に腐食が進みます。 そうなれば雨漏りの可能性も高くなってしまいます。 今回ここでは、トタン屋根塗装についてご説明させていただきます。 トタン屋根塗装の手順は、 ・下地処理(ケレン・高圧洗浄) ・錆止め処理 ・上塗り二回(中塗り、上塗り) です。 ケレンは、最も重要な下地処理。 劣化塗膜を除去したり、錆止め塗料の密着力を強めるため、 既存塗膜の目荒らしをする作業です。 トタン屋根の場合、素材が鉄板であるため、 高圧洗浄のような下地処理では不十分であることが多です。 比較的劣化が少なく、錆などが発生していない場合でも、 ワイヤーブラシなどの工具を使用しケレンすることが 望ましいと言えます。 錆止め処理は、トタン屋根の場合の下塗りの工程が、 錆止め塗料塗布となります。 錆止め塗料は、下地に対する密着力や錆の抑制効果は優れているものの、紫外線に対して非常に弱いため、 それに対する保護のため上塗り塗料を塗ります。 上塗り塗料は通常2回塗ることによって その効果を発揮することができると言われています。 このように、様々な工程を経てトタン屋根塗装はされています。 それ以外に積雪地では雪止め金具の状態に応じて交換などの付帯工事を行うこともあります。 状態は1件1件異なる上、普段なかなか見ることが出来ない部分も多いため、 10年以上経過してくれば一度点検を依頼されてみてもいいかもしれません。