アスベストって一体なんのこと?|長野市 外壁塗装・屋根塗装専門店トラスト
2015.12.25 (Fri) 更新
アスベストと聞いてピンとくる人はまだまだ少ないかもしれませんが、アスベスト問題としてマスコミなどが放送してからかなり多くの人に認識されるようになりました。 日本語で言えば、石綿のことで、耐熱性、絶縁性、保温性などに優れていたため、主に断熱材、絶縁材、ブレーキライニング材として古くから使われていました。外壁材にも使用されているものがたくさんありました。現在販売されているものの中にはもちろん含まれておりません。 アスベストは奇跡の鉱物という言われ方もしていましたが、アスベストを含んだ製品の生産や吹き付け作業などを行っていた人たちの健康被害問題ということで注目され、塵肺、肺線維症、肺がん、悪性中皮腫など、人体への悪影響があることが分かりました。 ところが、実際問題としては、これらに係わる工場の近隣住民に方々からも健康被害を訴えられ、様々な救済措置が行われるというところまで拡大して行きました。 現在は、ほぼ全廃されていますが、含有物を含んだかつての建設物からは、解体時に飛散することもあるため、勝手な処分ができないこととなっています。 年数が経過した建物をリフォームするときには現在使用されている建材にアスベストが含まれている可能性があることを認識しておく必要があります。 建材にアスベストが含まれていると健康被害が出るのでは?と心配される方も多いですが、外装材に含まれている場合は材料に練りこまれているため、通常の使用で飛散するということはほとんどありません。ただし、リフォームなどで解体を要する場合は解体方法によっては多少の飛散が発生する可能性がありますので注意が必要です。