外壁の材質別による劣化診断その4|長野市 外壁塗装・屋根塗装専門店トラスト
2017.03.08 (Wed) 更新
こんにちは、株式会社トラスト 営業一課の湯本壮一です。 外壁の材質の違いによる劣化診断を今回を含め4回となります。 今回は、板張り仕上げの外壁についてお話いたします。 板材の特徴ですが、板材(無垢)に節などがあると劣化から節が抜けてしまい そこから雨水等が入り下地材にしみ込み壁全体の強度にもつながる恐れがございますので 材料の選別にも注意が必要です。 また、木材は浸透性保護塗料等が5年目くらいから年数とともに欠如すると、腐食が急速に 進行いたしますので、定期的な塗装を施すことが大切です。 外壁板材でなく、つけ柱、軒天井、玄関柱等の木材にも同様なことがいえます。 まず、劣化状態がどうかを視ていきましょう。 木材の浸透性保護塗料の状態は、変色していないか、保護機能が欠如してはいないか、 板材の状態割で、節が抜けていないか、水浸み痕、こけの発生、害虫の発生、全体的な腐食はないか 次に下地材に異常がみられないかは、下地材まで傷みが進行していると壁のたわみや壁と柱の隙間や 基礎の沈下などが見受けられます。 部分的な変色、変状でしたら定期的な診断を継続していく、劣化が進行状態で変色し美観が悪い、 雨水等の浸み込み痕などが見受けられましたら、塗装の全面工事を早期に行うことをおすすめ致します。 加えて、木材の割れや著しい腐食が見受けらましたら板張り補修工事が必要になります。 更に傷みが進行している場合は、壁材の剥ぎ取り補修から下地までの補修が必要です。 板材の外壁は他の外壁材にくらべ、診断とメンテナンスは細目に行うことをおすすめ致します。