防水工事の種類〜ウレタン防水〜|長野市 外壁塗装・屋根塗装専門店トラスト
2016.03.04 (Fri) 更新
ウレタン防水とは塗膜防水と呼ばれる工法の一種で、コンクリートなどの下地に樹脂を塗布し、一定の厚さの水を通さない皮膜を形成するという工法です。 樹脂の種類によって様々な分類がありますが、最近増えているのがウレタンを使ったものです。 工事では、施工場所でポリイソシアネートを主成分とする主剤と、ポリオールを主成分とする硬化剤を混ぜて塗布します。 塗られた材料が化学反応を起こし、ゴムのように弾性のある皮膜となって水をはじくようになります。 現場で液体を塗って仕上げるため、施工場所の形状が複雑な場合でも継ぎ目のない皮膜を形成でき、下地にも馴染みやすいという特徴があります。 施工場所に物があっても問題なく工事が行なえ、液体状の材料を塗布するだけと工事内容も簡単なので時間や費用が抑えられるというメリットもあります。 デメリットとしては、人の手で材料を塗るため均一になりにくいということと、施工技量によって仕上がりに差がでるといったことが挙げられます。 皮膜が薄いと早い段階で劣化して破れや亀裂が生じるので、できるだけ均一に塗ることが重要になります。