鋼板(トタン)屋根の雪止め金具には要注意!!
長野県のみなさん、こんにちは!
5月にしては暑い日が続きます。体が暑さに慣れていないのでつらい時期です。体調を崩さないよう皆様もお気を付けください。
さて、今日は鋼板屋根(トタン屋根)の雪止め金具に関しての話題です。最近の鋼板はほとんどがGL鋼板(ガルバリウム鋼板)が使用されていますので厳密には昔のトタンとは少し違うのですが、そこに関しては今度また書きます。
長野県は積雪地域なので屋根に雪止め金具が付いています。
雪止め金具は、屋根から雪が落ちるのを防止するために取り付けられる金具で、落雪による建物や周囲への破損や事故の予防にも役立ちます。
積雪量がかなり多い地域だと雪止めがついていると屋根が雪の重みで破損してしまう事もあるため、雪止めはつけないこともあります。
雪止め金具には先付け(屋根を葺きながら取り付けたもの)と後付け(屋根を葺いた後に取り付けたもの)の2種類があります。
それぞれ紹介いたします。
雪止め金具の種類
先付けタイプ
こちらが先付けタイプです。
屋根を葺く前に取り付けるタイプで、主に新築時に取付されます。
先付け金具は後付け金具に比べると取り外しが容易ではありません。
また、接して塗装できない部分もほとんどないため基本的に交換はしませんが、雪の重みで破損してしまう場合があります。
こちらが雪の影響で破損した雪止めです。
曲がってしまっていたり、屋根からちぎれてしまっているのがわかります。
このまま放っておくと他の金具に負担がかかり、最悪雪止めアングルが落下してしまう可能性もありますので早急に修繕が必要です。
こういった場合は屋根を部分的に解体し(めくって)交換を行うことが出来ます。
過去に先付けタイプの交換工事の施工中の様子をブログに書かせていただきましたので詳しくはこちらの記事をご覧ください。
後付けタイプ
後付け金具は比較的容易に交換が可能なため交換をお勧めすることが多いです。
というのも、金具に破損がなくても外してみると
このように金具の下だけが局所的に腐食していることがあります。
金具と屋根が接している部分は塗装が不可能なためこのように外して傷んでいる場合は補修を行い新しい金具に交換します。
屋根の塗装を行う場合はこの雪止め金具に問題がないかも確認が大切です。
落雪防止器具(スノーネット・スノーストップ)はコチラの記事をご覧ください
さいごに
こういった屋根の不具合も現地調査で屋根に上って確認させていただいております。
塗装工事はメンテナンスサイクルが長い工事でかつ足場を組んだりすることも多いため、単純に塗装だけではなく、外装全体の不具合を確認させていただいております。
また、雪による建物の損傷は火災保険より保険金の給付を受けることが出来ることも多いため、そのための資料などもご用意いたします。
お気になることがありましたらお気軽にお申し付けください。
トラストは外壁塗装・屋根塗装・雨漏り専門店です。
長野県北信地域(長野市・須坂市・千曲市・高山村・小布施町・飯綱町・信濃町・中野市・山ノ内町・飯山市)地域密着で多くの信頼と実績を積み重ねてきた塗装のプロフェッショナル集団です。
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【よくある塗装に関するご質問】はこちらにまとめさせていただきました。