塗装よりも足場の費用が高い…足場って、要る?
長野県長野市、上田市、佐久市のみなさん、こんにちは!
いや風が強い!佐久市は本当に風が強くて強くて、寒いというよりむしろ痛いが勝ちます。学生の頃はこんな風へっちゃらだったのですが、現在はわけが違います。そうです、私、屋根の上に登る仕事をしているのです。学生の頃は寒いと思えばすぐにイオンモールやカフェに避難して、あたたかい飲み物でも飲んでほっと一息。なんてことができたのですが、現地調査中はお客様の安心の為に!と燃えておりますので全然へっちゃら…です。外壁に関してはですが(汗)。屋根に登った瞬間に風を遮るものが全くと言っていいほどなくなりますから、もうビュービュー吹きます。風速8mぐらいあるんじゃないかと錯覚してしまうほどの強さですので、指もうまく動いてはくれません。もう根性でどうにかしております。
以上、佐久市の風の強さはびっくりだというブログでした。
そんなまさかです。今回のブログもきっちりと執筆いたしますので、是非最後までお付き合いくださいませ。今回のブログでは、塗装工事の際の足場の重要性について書いていこうと思っております。
「塗装工事よりも足場の工事のほうが高い…」
「正直、これぐらいの規模であれば足場がなくてもできるのでは…?」
とお考えになる方も多くいらっしゃいます。そんな方々に、お読みいただきたいブログですので是非最後までお付き合いくださいませ。
足場は何のために設けるのか
建築工事では絶対に欠かすことのできない足場の工事。お家を建てるのにも、メンテナンスを行うにも、足場は必要不可欠です。そんな足場ですが、なんなために設けるのでしょうか?設置する理由としては、大きく3つの理由がございます。
①安全性の確保
第一にこれです。足場があるのとないのとでは、安全性に天と地ほどの差がございます。
塗装の工事は地面に足をついて行えるものの方が少なく、2m以上の高さで行ういわゆる「高所作業」に分類されます。2mというと、大体自動販売機の上ぐらいの高さですが、そこの上に立ちながら作業する(=塗装する)と考えると、案外余裕なのでは?と思う方も多いはず。正直私も2mぐらいであれば…なんて思っていた時期もありましたが、仮にそこから転落する場合を考えてみましょう。
自動販売機の上から地面に落ちる…そりゃあ正面から地面を見据えてホイッと飛ぶ、または下りれば比較的安全に着地できますし、けがをするリスクも相当低いかと存じます。では、背中から落ちたり横方向に落ちたりする場合はいかがでしょう?ご自宅のベッドを背にして後ろ向きに倒れるでも良いですが、見えない状態で後ろへのけぞるというのは、結構怖いというか、危険に感じませんか?
実際に、学校でフザけて椅子を後ろに引いて、座ろうとしていた人がケガをしてしまい、人生が変わってしまったという方もいらっしゃいます。後ろに、横に倒れるというのは本当に危険なことなのです。
少し話がずれてしまいましたが、塗装の際は職人は両手に塗料や塗装具を持っています。一般的なお家の屋根ですと高さは6~8mほどありますから、万が一転落したらケガは必至、最悪の場合は命を落としてしまうこともあります。そのような環境で作業を行うことは、高い所になれている我々塗装屋でも危険なことには変わりないのです。
安全確保の観点から、法律も定められております。厚生労働省が定めている労働安全衛生法というものがありまして、高さ2m以上の高所作業の場合は足場を設置しなさいと定められております。他にも去年の4月から、幅が1m以上あるなら本足場を使いなさいというものが施行されています。(小難しい話なので、割愛いたします。決して難しい話が得意ではないという筆者の性格の表れではございません。違いますからね。)
②塗料の飛散防止・道具の落下防止
作業車の安全確保以外にも、近隣トラブルを避けるために足場を設置します。塗装の際はもちろん塗料を用いるのと、下地調整では高圧洗浄機で一気に汚れなどを洗い流していきます。足場で囲われていない場合、綺麗ではない水がびちゃびちゃと周囲に飛び散ってしまったり、主に吹き付け塗装の場合は塗料が風に乗って飛散してしまったりします。
私どもは塗装したらそれでアフターサービス…となりますが、塗装が終わってもお施主様はずっと住まわれ続けるわけです。塗装工事中に近隣トラブルなんてあれば、お施主様はその先気持ちよく住み続けることが難しくなるはずです。ご近所の方が許してくれたとしても、汚してしまった、迷惑をかけてしまったという事実は変わりません。それならば、ご迷惑にならないようにと可能な限りの対策を取った方が、ご近所の方の心象も「こんなにしなくったっていいのに」「十分すぎるぐらいだったよ」になります。
また、飛散以外にも屋根の上で誤って道具を落としてしまった場合、足場がなければ飛んで行ってしまいます。それが窓にあたったり車にあたったり、さらには人にあたってしまったら大変なことです。私は勝手にですが、「人間が想像しうることは現実に起こりうる」と考えておりますから、思いつく限りの最悪の事態は避けて当然なのです。
③塗装品質の確保
足場のない不安定な現場では、行き届いた塗装工事を行うことができません。あえて断言いたしますが、絶対に不可能です。トラストに入社してから言われて悲しかったことランキング第一位をここで発表しますと、「塗装屋(ペンキ屋)なんて塗るだけだろ?」です。私も入社前は確かにそう考えておりました。だがそうではないです。塗装前の安全管理や材料選定、下地処理に塗装方法…私たちはプロですから、素人のそれとはまるで違います。塗装工事はおこなってみるとかなり多くの工程をきめ細かな作業で進めていく工事だということがよくわかります。
そんな繊細な作業を不安定な状況で行えるわけがございません。作業にも集中できず、足場があれば届く・力が入る・見える部分がたくさん出てくるのです。塗装屋の私たちも悔しい思いをしますし、何よりお施主様が「足場を立てておけば違ったのかな」と感じられ、やらない後悔をしてほしくないのです。
以上の3つが、(塗装工事の際に)足場を仮設する大きな理由です。もちろん一番強いのは職人の安全確保、これは法律でも定められている部分ですので、足場仮設をしないわけにはいかないのです。
最後に
今回のブログは普段より短くなってしまった気がしますが、いつもが長すぎるだけでしょうか?
私は自分がブログを投稿した際には、誤字脱字がないかどうか・変なことを書いていないかどうかでチェックをしているのですが、最近気づいたのは私のブログ長すぎなのでは事件です。書き手としてはあまり気にならなくとも、読み手が大変な分量だと感じてしまっては本末転倒ですので、今回は少し短めに。(私としては物足りないなあ感があります笑)
次回のブログは私の勉強がてら書いてしまおうと考えておりますので、踏み込んだ内容を書くつもりです。つもりなだけです。
以上となります!ここまでお読みいただきありがとうございました。それではまた次回のブログで。丸メガネの石井がお届けいたしました。
トラストは外壁塗装・屋根塗装・雨漏り専門店です。
長野県北信・東信地域密着で多くの信頼と実績を積み重ねてきた塗装のプロフェッショナル集団です。
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