施工研修 パート②
2024.10.28 (Mon) 更新
長野県長野市、上田市、佐久市のみなさん、こんにちは!
前回は、ケレン研修についてご紹介させていただきました。
今回は下塗りについてご紹介いたします!!
塗った場所(屋根・外壁等)に「上塗り材」がしっかりくっつくための「下地の層」をつくるのが「下塗り」の工程です。
この下塗りで使う材料もまた「塗料」であり、たくさん種類があって、塗る場所の状況によって使い分ける必要があります
下塗り剤にはだいたい4種類あります。
①「プライマー」
②「フィラー」
③「サーフェーサー」
④「サビ止め」
それぞれ役割が違います。
「プライマー」はサラサラした塗料で、塗装した場所に浸透していくので、「浸透性下地調整材」と呼ばれています。
「フィラー」はギョトギョトと粘度があるため、塗った場所の表面に残ることで、凹凸やひび割れを埋める機能があり、「微弾性下地調整材」とよばれます。
「サーフェーサー」は「プライマー」と「フィラー」の間のようなものです。
下塗り塗料は、傷んだ外壁への「塗料の吸い込み」を止める役割も果たします。
荒れてしまった表面はスポンジのように塗料を吸い込んでしまうので
上塗り塗料の機能を十分に発揮させ長持ちさせるために必要な「厚さ」をつけることが出来なくなってしまいます。
その結果塗装面に色や艶のムラが発生してしまい、見栄えが悪くなるばかりか、塗装が薄くなっている箇所に不具合が発生してしまうこともあります。
下塗り塗料を使うことで、傷んだ屋根・外壁に塗料が吸い込まれるのを防ぐことができるため、上塗り塗料が屋根・外壁に吸い込まれることなく、色ムラ・艶ムラのない仕上がりにすることが可能です。
ただ、下塗り塗料の使用量が十分でないと、上塗り塗料が密着しなくなってしまいます。そのため外壁や屋根の劣化が激しい場合は、下塗り塗料を2回塗るなどの対策が必要です。
今回は下塗りを研修させていただきました!!
職人さんたちの細かく丁寧な仕事に感動しましたし
常にお客様のことを考えて塗装をしていること
とても勉強になりました!
次回も、研修中の内容をご紹介できればと思います!
以上です。
トラストは外壁塗装・屋根塗装・雨漏り専門店です。
長野県北信・東信地域密着で多くの信頼と実績を積み重ねてきた塗装のプロフェッショナル集団です。
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