塗装工事はどこに頼むべき?~業者選びのポイント3つ~
2024.10.30 (Wed) 更新
長野県長野市、上田市、佐久市のみなさん、こんにちは!
私は怒っています。佐久市の寒暖差にです!ついこの間までは朝でも「今日は涼しいな~」,夕方になって「肌寒いかな」程度でしたが、何でしょうかこの寒さは。朝、布団から出るのに一苦労の季節がやってきたというですか…。こう見えて私、寝るのと食べるのは大好きですので、これからどんどん寒くなられると、布団が恋しくて仕方がなくなってしまいます。
私の生まれは軽井沢ですので、結構寒さには慣れていると自負していたのですが、大学生で“エアコン”の便利さを知ってしまいましたので、もう寒いのは耐えられない体になってしまったような気がします。今年の冬は寒いでしょうか…?雪がたくさん降ってくれると、「あぁ、冬だなあ」なんて思えるので、寒くなるのであれば雪がたくさん降ってほしいですね。雪かきは…。さて、今回のブログを書いてまいりましょうか笑。
本日のブログではタイトルにある通り、「業者選びのポイント」について書いていこうと思っております。思い付きで書こうと思ったのではなく、佐久平に勤めるようになってから相見積もり(複数社から見積もりを取ること)される方が非常に多く、昨日の現地調査でも、本日のご来店でも相見積もりでした。私自身、相見積もりを取っていただく分には大賛成なのですが、見積りを取りすぎて逆に決断が難しく…なんていう方を何人も見てきましたので、今回はこのテーマでブログを書いていきます。
見積りの比較は何でするべき?
相見積もりを取るとなると、当然「比較する」ことができます。工事の内容から工事の金額、担当者の人柄や会社の大きさなどなど…。本当に多くのお客様が相見積もりを取られますので、そのなかで特に多い観点を挙げるとすると、やはり金額です。
もちろん塗装工事は100円,200円の買い物ではないので、少しでも安く、費用を抑えて工事を行いたいという気持ちはよくわかります。私も塗装工事をするとしたら、できるだけ費用は安く抑えたいです。相見積もりを取った場合も、一番比較しやすいのは金額の部分ですので、本当に多くのお客様が安いところを選ばれます。実際、「トラストは高いから…」という理由で、お断りいただいたケースも何度かございます。
ただ、塗装業界で働いている私が声を大にして言いたいのは、「金額で会社を決めるのはお勧めいたしません」ということです。
例えば車を買いたい場合、一台で800万円の車があったらどう感じるでしょうか?おそらく多くの方が「高いなあ」と感じるのではないでしょうか。逆に、一台10万円の車があったらいかがでしょうか?「安い」とは感じるかもしれませんが、何か欠陥があるのではないか…性能があまりよくないのではないか…?と思われるのではないでしょうか。それはおおよその車の相場をご存じだからかと思います。
ただ塗装工事の場合は頻繁に行う工事でもないですし、金額も大きいため、例えば1社が148万円、もう1社が90万円だった場合は後者を選ばれる方が多いのではないでしょうか。148万円が相場と近いのか、それとも“ぼったくり”なのか見分けがつかないためです。
一番比較しやすい「金額」ですが、そこで決めるのはお勧めできません。それではどこで決めるのが良いのか、3つに絞って書いていきますので、ご参考にしていただけると幸いです。
1.標準塗装仕様を守った施工かどうか?
サッカーで「手を使ってはいけませんよ」「相手選手に危険な行為をしてはいけませんよ」といったルールが存在するのと同様、塗装にもルールがございます。それも、かなり細かくルールが設定されているのです。
https://astecpaints.jp/html/user_data/assets/pdf/%E3%83%97%E3%83%A9%E3%83%81%E3%83%8A%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%BA_202404.pdf
(アステックペイント プラチナシリーズカタログより引用)
文字が細かく、馴染みのない言葉だらけかと存じますが、要するに「塗装する前に下地の調整を行ってくださいね」「塗装する際は塗料をこのように希釈して(薄めて)くださいね」「塗装してからこれだけの時間は乾燥させるようにしてくださいね」などなど、細かく決められているのです。この標準塗装仕様に則った塗装を行わなければ、正直塗装した意味がありません。「塗装工事はただ塗るだけ」と思われてしまうことが多いですが、このように細かく、厳しくルールが設けられているのです。
よって一つ目のポイントは、「標準塗装仕様に準じた工事をしているかどうか?」です。
2.工事の記録をしっかりと取っているか?
口でどれだけ「標準塗装仕様に準じた工事をしました」と言われても、証拠がなければ安心はできません。塗装工事は塗装して仕上がってしまうと、どのような工程を踏んで塗装されているのか、私たちプロの目をもってしてみてもわかりかねます。「塗装前の下地処理は標準塗装仕様に則っているのか」「塗装した塗料は変更していないか」「塗回数はしっかりと確保しているのか」…それを記録として残しているかどうかは、非常に大切になってきます。
https://gempo.info/
(現場ポケット ホームページより引用)
トラストの場合は、「現場ポケット」というアプリを用いて、職人の日報の提出の義務付け、塗装工程ごとの写真撮影・記録、現場の職人と営業のコミュニケーションを行っております。規模は問わず、どんな現場でも必ず現場ポケットを用いて管理しておりますので、標準塗装仕様を間違いなく守って施工しているということを証明することができます。それだけでなく、施工が終わった際には「施工完了報告書」の提出を行っておりますし、LINEのご登録をいただいていた場合は写真をすべて送信することも可能です。
多くのお客様に「ここまでやるのはすごいですね」と仰っていただけております。大事なポイント2つめは、「工事の記録をしっかりと取っているか?」です。
3.材工別見積りかどうか?
最後のポイントはこちらです。材工別ですから、「材料代でいくら」「工賃(施工費)でいくら」と別々に記載されているかどうかをチェックしてみてください。塗装会社の見積もりは<材工共>で表記されていることが多く、トラストもかつてはそうでした。ただ、見積に表記さえも分かりやすく、お客様が比較しやすいようにとの思いを込めて、材工別で表記するようにいたしました。このポイントが大切な理由は「透明性」です。ただでさえ分かりにくい業界ですから、値段の部分もわかりやすくなっている方が間違いなく安心です。
私の経験上、多くて7社お見積りを取っていたお客様がいました。正直、塗装の工程についてはどの会社も一緒ですし、塗料は違えど、長持ち性能は似たか寄ったかです。トラストの見積もりが一番最初で、「せっかくだから…」とその方は7社の説明を受けられました。全部の説明を聞き終わってから数日後、「石井さん結局どこも同じ感じで、迷っちゃっているんだけど…」と連絡がありました。
「どれも同じではありません。同じように見えるだけです。」
僕はそうお伝えし、もう一度僕とお話しする機会を設けさせていただきました。長くにわたる打ち合わせの後、「石井さんに任せるよ」と仰っていただくことができました。トラスト以外の会社はどこも「材工共の値段」で、ほとんどの会社はきちんとした写真資料もなく、工程説明も口頭のみだったと仰っておりました。塗装は塗ってみないとわかりません。こういった些細な部分ではありますが、力を入れている会社をお選びください。
さいごに
いかがでしたか?比較するときに一番指標になりえるのは「金額」ですが、そこが比較の軸になってしまうのは大変危険です。大切なのは、その値段が内容に見合った金額なのかどうかを知ることです。担当者の説明も塗装の工程はほとんど一緒ですし、書いてあることも同じようなことばかりですので、「どれを選んでも同じなら、金額が一番安いところで」と考えてしまうのは、お勧めできかねます。比較しやすい金額を調整し、同じように見せるのはトラストだってできます。もっというと、トラストの金額は相場よりも高いということは知っております。
「そこがなぜなのか?」
これが本当に重要なのです。
これから塗装工事をご検討されている皆様のご参考になれば幸いです。
いつものブログとは違い、本日のブログは少々真面目に書かせていただきました。こう見えて塗装業界は本当に遅れているなあと感じている社長の思いに共感しておりますので、そこにかける情熱はそんじょそこらの営業とはわけが違うと思いながら仕事をしております。塗装をご検討なさっている方、ぜひトラストに、ぜひ石井に、一度お問い合わせくださいませ。
今回のブログは以上となります!最後までお読みいただきありがとうございました。外装劣化診断士かつ丸メガネの石井がお送りいいたしました。
トラストは外壁塗装・屋根塗装・雨漏り専門店です。
長野県北信・東信地域密着で多くの信頼と実績を積み重ねてきた塗装のプロフェッショナル集団です。
地域密着だからこそ実現できる適正価格で高品質な塗装をご提供いたします。
これまで積み重ねてきた信頼と実績に恥じぬよう、誠心誠意対応させていただきます。
★トラストは長野市、上田市、佐久市で気軽に相談ができる《外壁・屋根塗装ショールーム》を展開しております★
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