サビってどうして発生するの?
2024.07.17 (Wed) 更新
長野県長野市、上田市、佐久市のみなさん、こんにちは!
今日のテーマは・・・
サビの発生についてです!!
現地調査で屋根を拝見させていただく際、劣化の症状としてよく見られるのが
金属屋根のサビです。
こんな感じです↓
サビってそもそも何なのか?
なぜサビが発生してしまうのか?
大切な屋根をサビから守るには? という事をお話していきます!!
サビとはいったい何なのか?
サビの正体は酸化鉄と呼ばれる物質です。
実は自然界には我々が普段イメージする純粋な鉄というものは存在しません。
鉄鉱石と呼ばれる鉱石からあれやこれややって純粋な鉄を作り出しているんですね。
純粋な鉄 鉄鉱石
そして、この鉄鉱石というのは簡単に言うと、酸化鉄つまりサビの塊でできた鉱石です。
つまり! 加工された純粋な鉄が自然の姿に戻ったものがサビということなんですね~
なぜサビが発生するのか?
ここでわたくし疑問に思いました。
サビ=酸化鉄なら、ふだん空気に触れている金属はなぜサビないのか、と。
空気にも酸素が入っているのだから、空気に触れただけでサビてしまうじゃないか!と。
ところがどうやら調べてみると、鉄が酸化鉄になるにはもう1つの条件が必要みたいなんです。
それが 水 です。 自然界の水というと雨や湿気ですね。塗装の天敵です。。。
言葉で説明してもわかりずらいので図にしてみました。
まず鉄や酸素が水に触れることによって、鉄の成分(鉄イオンと言います)と酸素が水の中に溶け出します。
その後、鉄イオンと酸素は水の中で結合し、酸化鉄へと変わります。
そうしてできた酸化鉄がこびりついたものが、私たちがよく見るサビ、というものなんです!
鉄イオンは水の中にしか溶け出すことができないため、酸素だけでは酸化鉄にならないんですね。
さらにいうと、酸素がないと酸化鉄にはなれないため
空気が含まれていない純粋な水の中では、鉄がサビることはありません。
大切な屋根をサビから守るには
ここまで、サビの正体となぜサビが発生してしまうのかというお話をしてきました。
では、皆様のお家をサビから守るためにはどうしたらよいのでしょうか?
①塗装を行う
金属の屋根がサビてしまうのは、表面のコーティングが年数によって剥がれてしまい、むき出しになった金属に水が触れることが原因です。
そのため塗装によって、再び金属部分をコーティングしてあげることで、何年も金属屋根を守ることができます。
トラストでは、下塗りとしてサビ止め効果のある塗料を使い、塗り残しが無いようローラーと刷毛で塗装を行います。
②サビにくい素材の屋根を使う
昔はよく屋根材としてトタン(亜鉛メッキ)が使用されていましたが、今日ではより耐久性・防錆性に優れたガルバリウム鋼板という素材でできた屋根材が普及しています。
新築や屋根にカバー工法を行う際には、ぜひ検討してみてください。
カバー工法についてはコチラ→屋根塗装とカバー工法どっちがいいの?
アスファルトシングルのように金属ではないためサビない屋根材というのもありますが、耐久性や寿命を考えると金属屋根をメンテナンスしながら使っていくのが望ましいでしょう。
終わりに
今回はサビをテーマにお話をしてきました!
自分も知らないことがたくさんあり、一緒に勉強できて楽しかったです!
次回も皆さんが驚くような豆知識を発信していきたいと思いますのでお楽しみに~ 栗屋
トラストは外壁塗装・屋根塗装・雨漏り専門店です。
長野県北信・東信地域密着で多くの信頼と実績を積み重ねてきた塗装のプロフェッショナル集団です。
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これまで積み重ねてきた信頼と実績に恥じぬよう、誠心誠意対応させていただきます。
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