木部用塗料について
2023.12.29 (Fri) 更新
長野県長野市、上田市のみなさん、こんにちは!
この記事では「木部塗料の違い」について記載してまいります。
まず、木部の塗装が難しい理由は大きく分けて3つあります。
①仕上がり
②密着
③持ち
この記事では①について考えていきます。
金属・窯業サイディングであれば、基本的には、全面に同じ色を塗れば、均一な仕上がりになります。
一方、木部(例えば板壁の外壁)の場合は単純ではありません。
大枠で木部専用塗料といっても、造膜型・半造膜型・浸透型があって、それぞれ仕上がりが異なります。
全面を均一な仕上がりにしたい場合は、半造膜(ガードラックアクア)造膜型(キシラデコールコンゾラン)が有名です。
半造膜型より、造膜型の方が隠蔽性が高いので、より均一な仕上がりになりますが、木材の風合い(木目・濃淡)も隠蔽してしまいます。
そして完全な浸透型の塗料は、読んで字のごとく木材に吸い込まれていくので、表面に塗膜を残しません。そのため、木材の風合いが透けて見えるので、それが良いと思われるか、塗りムラと思われるかで、大きく仕上がりに対するイメージが異なります。
一度造膜型の塗料を木材に塗ってしまうと、「それを剥がして、、、」というのが実に困難で、手間とコストが掛かってしまいます。ですから、木部を塗装する時は、仕上がりのイメージをしっかり持ったうえで塗料を選ぶことが大切です。
板に試し塗をした際の写真がありますので、参考までにご覧ください。
新しい無垢材で、材質が堅めの木材に塗りました。
最近、個人的に気に入っている塗料に、シッケンズのFilter7plusという塗料がございます。
以前玄関ドアを塗装した際の余りがありましたので、試しに塗ってみました。
左から
①ガードラックプロ(浸透型)
②ガードラックアクア・希釈有り(半造膜型)
③ガードラックアクア・原液(半造膜型)
④Filter7plus
上記の写真は塗りたてで、下の写真は乾燥した後です。
以上です。
トラストは外壁塗装・屋根塗装・雨漏り専門店です。
長野県長野市、上田市地域密着で多くの信頼と実績を積み重ねてきた塗装のプロフェッショナル集団です。
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