にっかぽっかの歴史|長野市、上田市 外壁塗装・屋根塗装専門店トラスト
2022.02.25 (Fri) 更新
長野県長野市、上田市のみなさん、こんにちは!
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今回は、塗装の知識を少し離れ、
塗装職人の作業着の変遷についてお話ししようと思います。
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皆様、「営業」「職人」と聞くとどんな作業着をイメージしますか?
私は、営業はスーツ一択。職人はぴちっとしたアンダーシャツに裾の広がったズボンを
イメージします。トラストに入社して11か月が経ちますが、今では
そんなイメージも綺麗に払拭されました。
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私が入社する少し前に制服が新しくなり、今の薄茶色の上着に黒いズボンに代わりました。
「え、こんなにかわいいの??」と思ったのが正直なところです。
夏にはクールビズのためにポロシャツになります。
これも来年にはまた変わるのではないかという噂も聞きます。
このように時代とともに、安全、動きやすさ、清潔感を考慮し、制服(作業着)は
年々進化してきました。
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今回は、あの職人の代名詞といっても過言ではないくらいの
裾の広がったズボンについてお話しします。
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裾の広がったズボン「ニッカポッカ」の始まりは、
オランダで子供たちが履いていた「ブリーチズ」という半ズボンです。
オランダ移民がアメリカにブリーチズを持ち込み、アメリカで大量生産が始まります。
股下がゆったりとしていて、動きやすいため、スポーツウェアとしても人気がありました。
1809年、ワシントン・アーヴィングが「ディートリヒ・ニッカーボッカー」という
ペンネームでオランダ人移民者について著したため、
ブリーチズはニッカーボッカーズと呼ばれるようになったそう。
1960年代にはファッションとして身に着ける人も出てくるほど、
長年人々に寄り添ったズボンでした。
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1900年代の日本では、ニッカボッカーズは軍服に採用されました。
終戦前後、物資不足の日本でも、大量生産が可能で一気に広がりました。
その作業性の良さと丈夫さは引き継がれ、現代でも日本独自の改良・進化をしつつ
職人を支えています。
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ニッカーボッカーズが省略されニッカポッカとして日本で広く普及しました。
日本の建築現場で活躍する理由は、日本に2階建ての家が多いからです。
家を建てる際にも、直す際にも、高所での作業が殆どになります。
安全かつ快適に作業を進められるような
・動きやすい
・バランスがとりやすい
・けが予防
・風の強さを測れる
・暑さ対策に良い
などの利点が多くあることから、建築関係の職人さんには愛用されてきました。
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しかし、今ではその日本独自の進化を遂げてきたニッカポッカも
絶滅が危惧されています。
(とは言いつつまだまだ作業着屋さんに行けば見かけますが、、、。)
かつては作業性の良さで選ばれていましたが、
今ではその特徴的な広がった裾が問題視されているようです。
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機械などの大きな音がする環境で仕事をするとなると、
必然的に職人さんは声を張るようになります。
それが少し怖いとか、感じが悪いと捉えられてしまうそうです。
ニッカポッカを履いている=ガラが悪いと勘違いされてしまうのは困りますね。
また、作業性の良さを保持するために広がっていた裾も、
何か物に引っ掛けたり、躓く危険性があると、
最近の作業服には採用されにくくなってきました。
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日本でも長きにわたって着用されてきたニッカポッカですが、
今後もその作業性を見込まれ、作業着以外での活躍を期待したいですね。
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以上ニッカポッカの歴史でした。
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トラストは外壁塗装・屋根塗装・雨漏り専門店です。
長野県長野市、上田市地域密着で多くの信頼と実績を積み重ねてきた塗装のプロフェッショナル集団です。
地域密着だからこそ実現できる適正価格で高品質な塗装をご提供いたします。
これまで積み重ねてきた信頼と実績に恥じぬよう、誠心誠意対応させていただきます。
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